雨の日OK!人気のちくわ&かまぼこ作り体験「カネテツデリカフーズ てっちゃん工房」
神戸市東灘区、六甲アイランドにある「カネテツデリカフーズ てっちゃん工房」は、ちくわやカマボコでお馴染みの『カネテツ』の本社に併設されている、工場見学・手作り体験ができる施設です。
神戸には工場見学ができる企業がいくつかありますが、その中でも体験が出来る施設というのはそれほど多くなく、貴重な体験型のお出かけスポットです。
そんな「カネテツデリカフーズ てっちゃん工房」で、ちくわ・カマボコ作りの体験をしてきましたので、駐車場や周辺情報なども交えつつ詳しくご紹介していきます!
人気の工場見学施設「てっちゃん工房」ってどんなとこ?
体験型の工場見学ができる施設
カネテツの体験コースは、イベント時以外基本的に「手作り体験コース(2品)」になります。ちくわとカマボコ、2種類の調理体験ができます。(公式HPにはちくわのみの1品コースも載っていますが、こちらは団体向けです)
手作り体験コース(2品)の概要
- 作れる物:ちくわ×1、カマボコ×1
- 所要時間:90分
- 体験料:1,400円
- 対象年齢:小学生以上
中学生以下の体験者には保護者の同伴が必要です。対象は小学生以上とありますが、未就学児でも、大人と一緒であれば体験できるようです。
なお、体験者以外の付き添いには1人あたり100円がかかります。例えば『お父さん+お母さん+子ども2人』で子ども達だけが体験する場合、合計で3,000円となります。
体験には予約が必要となりますので、公式の予約ページからご予約ください。土日は人気で予約が取れないこともありますので、ご予約はお早めに!
アクセス・周辺情報
てっちゃん工房は、東灘区の六甲アイランド内にあります。
六甲アイランドには阪神高速湾岸線のICがあるので、実はこの手作り体験を目的に、大阪方面からいらっしゃる方も少なくないようです。
工房の場所はやや分かりづらいですが、徒歩の場合六甲ライナー「アイランドセンター」駅から真っすぐ西に15分ほど歩けば着きます。
住宅街を通るので、ほんとにこの辺りで合ってるの・・・?と途中で心配になるかもしれませんが、実際には住宅街を抜けた先、工場などが立ち並ぶエリアにありますのでご安心ください。
駐車場
お車の場合は、無料の駐車場がありますのでそちらをご利用ください。工房のすぐ横(カネテツの敷地内)にあります。
収容台数は6台と少なめですが、そもそも体験人数に定員があるため、問題なく停められるかと思います。
万が一満車になってしまっても、臨時駐車場という形で敷地内のスペースに停めさせて貰えますので、スタッフさんに尋ねてみてください!
到着から受付まで
入口を抜けると、右側に売店 兼 待合室があります。こちらで受付と体験料の支払いを済ませ、体験用のヘアキャップを受け取ります。
そのあと2階の体験スペースに案内されますが、体験終了後にまた戻って来られるのでお買い物などは体験後でOKです。
ヘアキャップは付き添いの保護者も含めて全員が着用します。
髪の長いお子さんや保護者の方は、ヘアキャップが被りやすいように事前に髪を束ねておくと安心ですね。
自分で作ってみよう ~かまぼこ編~
体験は5〜6人で1テーブルを使用します。
体験室は学校の広い家庭科室のような感じで、床がやや滑りますので歩きやすい靴を履いておくのがベストです。
まずカマボコ作りから体験します。入室した時点で、既に机の上には調理器具やすり身がセットされています。
包丁のような器具も扱いますが、刃はなく、手が切れたりすることはありませんので、安全に体験ができます。
お手本を見せて貰いつつ説明を聞いて、そのあと実際に手を動かして・・・という流れの繰り返しになります。
このカマボコ作りですが、実は案外難しい!
見本として色々な形や模様のカマボコの写真を見せて貰いますが、全然そんな工夫をする時間はありません。
扱う魚のすり身がかなりテロンとしていて柔らかいので、カマボコ板に乗せるのも一苦労です。
もしかすると未就学児〜小学校低学年くらいの子どもには難しいかもしれませんので、大人がサポートすることを前提に考えておいた方が良いと思います。
成型にかけられる時間も10分ほどしかありませんので(この時は7~8分くらいでした)、普通の山形に仕上げるだけで割と精一杯です。
もっと拘って、クリエイティブなカマボコが作りたいんだ!という場合は、後ほどご紹介するイベントに参加するのがおすすめです。
カマボコの形ができたら、蒸し器の中で蒸して貰います。
蒸し上がるまでに結構時間がかかるようなので、その間に次のちくわ作りが始まります。
自分で作ってみよう ~ちくわ編~
ちくわの場合も材料はカマボコと同じで、スケトウダラのすり身を使います。カマボコとちくわは、仕上げに蒸すか焼くかの違いなんですね。
何やら四角い枠が用意され、その中にすり身を敷き詰めるよう指示があります。
すり身を敷き詰めたら、枠を外して・・・
巻きます!
そして、焼きます!
・・・と、簡単に書きましたがこれもなかなかの難易度です。
均一に力を入れつつ、左右の手をバランスよく使って巻いていかないといけないので、小学校低学年くらいのお子さんでも一人では難しいかなという印象です。
ただ、万が一上手くいかなくても、巡回しているスタッフの方にサポートして貰えますのでそこはご安心ください。
ちなみに、ちくわはカマボコと違ってオリジナリティを出すことが出来ませんので、皆さん同じような仕上がりになります。
試食あり!焼き上がりまでのお楽しみ
一足先に試食
ちくわの焼き上がりを待つ間、一足先にできたて練り物の試食ができます。
材料は一緒なのに、ちくわとカマボコ、食感が全然違って美味しい!と、子供たちも大喜びです。カマボコに関しては普段うどんに乗っているような薄ーいカマボコしか馴染みがないので、こんなに美味しい食べ物なのかと驚いたほどです。
クイズ大会
試食の次は、ちょっとしたクイズ大会もあります。
正解すると、スタッフさんが見本で作ったちくわやカマボコが貰えますので、ちょっとお得です。
ぜひ全力で正解を狙ってみて下さい!
クイズ大会とお片付けが終わると、そこで一旦解散となります。
出来上がったちくわ・カマボコはその場で受け取りではなく、出来たものをスタッフさんがラッピングして下さり、後ほど1階で引き渡しとなります。
さらに試食
引き渡しまでは少し時間があるので、その間に1階で沢山のカネテツ製品の試食やお買い物ができます。
たくさん試食ができます(5~6種類ほどありました)ので、そこそこ小腹は満たせるかと思います。ただし、残念ながら敷地内や工房周辺にランチができるようなお店はありません。
体験のついでにお昼ご飯を・・・という場合は、アイランドセンター駅の方に行けばファミレスやファストフード店がありますので、そちらをご利用いただくのがよいかと思います。
お土産・記念撮影
お土産はかなり種類豊富で、冷凍食品から乾き物まで色々と置いてあります。
パッケージもかわいいので、お土産にも喜ばれそうです!
食品だけでなくポストカードや文房具なども置いてあります。
玄関前では記念撮影も可能です。
青いハッピに豆絞りを頭に巻いて、『てっちゃん』とお揃いのコスチュームで撮影できるようになっています。
焼きあがったら
焼きあがったちくわとカマボコは、綺麗に包んで貰えます。
あとは持って帰って食べるだけ!夕飯の一品にも、お酒のお供にもいいですね。
魚が苦手なお子さんでも、自分で苦労して作ったものなら美味しく食べられるのではないでしょうか?苦手の克服にもぜひご活用ください!
月1開催のイベントの開催も要チェック
「てっちゃん工房」では、月に1度くらいのペースで特別なイベントも開催されています。
7月は七夕、10月はハロウィンなど、季節に合わせて可愛いカマボコを作るイベントが人気です。
アイシングクッキーのように、着色したすり身を使ってじっくり可愛い作品を作れますので、普通のカマボコじゃ満足できない!とかゆっくり作業したい!という方は、イベント情報もチェックしてみてください。
カネテツデリカフーズ「てっちゃん工房」の施設情報
住所 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町西東灘区5-8 Google マップ |
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電話番号 | 078-857-3453 |
営業時間 | 9:30~16:30 |
定休日 | 不定休 |
料金 | 1,400円(付き添い 100円/人) |
最寄り駅 | 六甲ライナー「アイランドセンター」駅から徒歩15分 |
駐車場 | 5台(臨時駐車スペース数台分有り) / 無料 |
公式HP | https://www.kanetetsu.com/kobo/ |
本記事の内容は作成時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。