28もの遊具が詰まったアスレチックが魅力的!「須磨離宮公園」
神戸市須磨区にある「須磨離宮公園」は、平成天皇の御成婚を記念して作られた緑あふれる綺麗な公園です。噴水や多数の花が楽しめるだけではなく、大型のアスレチックがあるため、子どもたちが喜ぶ施設として遠足などでも定番のスポットとなっています。
入園料も大人400円、子供200円(のびのびパスポートで無料)と良心的な価格で気軽に行きやすいのもポイント。今回はアスレチックを中心に、須磨離宮公園の見どころをご紹介します。
森の中で楽しむアスレチックと大迫力の噴水広場
噴水広場周辺
須磨離宮公園は「本園」と「植物園」から成っており、アスレチックや噴水広場、バラ園などがあるのがこのあとご紹介する「本園」になります。
須磨離宮公園といえば、沢山の噴水が有名ですよね。噴水の周囲にはバラが植えられていますが、このバラが咲く5月頃は本当に綺麗です。バラの品種は面白い名前がついているものが多いので、じっくりと見ながらお散歩してみるのも楽しいかもしれません。
お昼を食べるなら
お弁当など、持ち込みで食べる場合は「お弁当広場」がおすすめです。屋根の下のベンチで涼しく食べるもよし、下にレジャーシートを広げてのびのび食べるもよし。近くに自動販売機もあるので、飲み物の調達も可能です。
広場だけでなくバラ園の周囲にもベンチやテーブルは多数ありますので、お食事や休憩ならそちらもおすすめです。後述しますが、植物園側にも芝生広場がありますので、お弁当広場が混雑している時はそちらもご検討ください。
大きな噴水の裏には、ガラス張りで眺めのよいカフェがあります。2018年にリニューアルしたばかりで、中もとても綺麗です。パンケーキ等のカフェメニューだけでなくランチもあり、お子様ランチも700円くらいで食べられるそうです。
【須磨離宮公園】ダイニングカフェ「GARDEN PARTAGE(ガーデンパタジェ)須磨離宮」が11月16日(金)よりオープン。欧風噴水庭園を眺めながら、ゆったりと食事を楽しめます。https://t.co/F1VeDorw4n#神戸市 #kobecity_news pic.twitter.com/5fo4duwHqF
— 神戸市広報課 (@kobekoho) 2018年10月30日
フィールドアスレチック「子供の森」
子供の森は、港町神戸にちなんで「宝島(作:スティーブンソン)」を題材に作られたアスレチックです。28も遊具があるので、ボリュームはたっぷり。小学校低学年くらいの子どもで、所要時間はおおよそ1周45分程度です。
注意事項としては、時期によっては(5~6月頃)非常に毛虫が多いので、出来るだけ長袖の羽織れるものを持っておでかけください。虫が苦手なお子さんは、この時期は避けた方がよいかもしれません。
森の中に作られているため、豊かな自然の中で体を動かすことができます。また、頂上は展望台になっているためちょっとした山登り気分で楽しむこともできます。
海賊船をモチーフにした遊具があったり、大きなタコに見立てたすべり台があったりと、ストーリー性のあるアスレチックはなかなか他にないので、ぜひお話の主人公になった気分で楽しんでみて下さい。
基本的に対象年齢は3歳~小学生くらいかと思いますが、中には3歳くらいの小さなお子さんにはやや難しい遊具もあります。ただし、絶対通らないといけないわけではないので、難しい遊具は飛ばして次に進んでも大丈夫です。
なお、全ての遊具の横に保護者用の歩道や階段がありますので、小さな赤ちゃんを連れていてもお兄ちゃんやお姉ちゃんに付き添って周ることができます。
ある程度登ったところに、開けている場所があります。人気のターザンロープもここにあり、少し休憩も兼ねてゆっくりすることが可能です。
一時期工事中だったのですが、この広場にある長いすべり台も復活しており、子どもたちは長いネットを登り、すべり台で降り・・・と、楽しそうに何度も遊んでいました。
最後の方では、以前イカダのような遊具があったはずだけどな・・・と思っていたら、どうも老朽化により新しい遊具に入れ替わっていたみたいです。昭和58年に出来たアスレチックのため、遊具も随時新調されているみたいですね。
アスレチックだけじゃない!高架下の児童遊園にも遊具はたっぷり
冒頭の部分でも触れたとおり、須磨離宮公園は「本園」と「植物園」に分かれています。この本園と植物園のちょうど間のところにブランコやジャングルジムなど複数の遊具があり、遊べるようになっています。
本園から植物園側に降りる際にあるのがこの2基の長いすべり台。コンクリートのすべり台のため、とにかく滑りが良くスピードが出ます!子供の体重ではさほどでもないかもしれませんが、大人が滑ると真ん中の平らな部分でふわっと体が浮くほどです。
バラ園の横からトンネルを抜けて植物園側に向かうとすべり台があるので、植物園に行くときはぜひこの道を通って移動してみてください。(レストハウス側の坂道を下るルートでは、すべり台の下に着いてしまいます)
四季折々の花が楽しめる植物園には遊具・広場も
植物園では季節ごとに沢山の花が楽しめます。梅や菜の花、ぼたん、アジサイなど季節の代表的な花から秋の紅葉まで、いつ訪れても楽しめるように整備されています。
温室の中はジャングルのように観葉植物が育っています。また5月頃にはアジサイも温室内で栽培されているので、こちらも綺麗でおすすめです。
植物園の楽しみ方ですが、花や緑を眺めるだけでなく、遊ぶエリアも用意されていますのでぜひそちらも訪れてみて下さい。「花の広場」という場所にブランコ・ジャングルジム・輪投げなどがあり、高架下の児童遊園ほどではないですが、子どもたちが楽しめるようになっています。
また、写真の後ろ側は芝生広場になっているのでレジャーシートを広げることも可能です。本園のお弁当広場はお昼時は混み合うことが多い為、混雑時にはこちらもご利用ください。
アスレチックで存分に体を動かしたくなるような良いお天気の日は、是非お弁当を持っておでかけしてみてはいかがでしょうか。
須磨離宮公園の施設情報
住所 | 神戸市須磨区東須磨1-1 Google マップ |
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電話番号 | 078-732-6688 |
営業時間 | 9:00〜17:00 (入園は16:30まで) |
定休日 | 毎週木曜日 (祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日〜1月3日) |
料金 | 15歳以上 400円、小・中学生 200円 のびパス対応 |
最寄り駅 | 山陽電車「月見山駅」から徒歩約10分 JR「須磨海浜公園駅」から徒歩約20分 |
駐車場 | 272台 / 1日500円 |
公式HP | https://www.kobe-park.or.jp/rikyu/ |
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