姫路城が間近に見える！「姫路市立動物園」で生き物とふれあう

姫路市にある「姫路市立動物園」。姫路市立動物園の最大の特徴は、何といっても姫路城の眺めが抜群に良いこと。お城が見える動物園として、全国からわざわざ足を運ぶ方も多いそうです。

リーズナブルで気軽に訪れやすく、意外と展示動物が多いのも魅力のひとつ。地元の方に愛され続けている、昔ながらのほっこりした気分を味わえる動物園です。

子ども料金30円？超リーズナブルな動物園

姫路動物園は、まずリーズナブルな料金設定が魅力的。

2019年10月の消費税増税のタイミングでちょっとだけ値上がりしましたが、それでも大人210円、子ども30円です。

無料開放日も多く実施されているので、運が良ければ無料で入れることも。「姫路城を見に来たついでに」とか「姫路水族館とハシゴで」といった風に、気軽に訪れやすい動物園です。

そして姫路市立動物園の最大の魅力は、姫路城の敷地内にあるので、お城の眺めが抜群に良いこと！

動物園内を流れているのは川ではなく、実は姫路城の内堀なんですね。

お城の角度もばっちりで写真映えするので、園内にあるこちらの橋の上で記念撮影をしている方も多かったです。

約100種類・400点もの動物を展示

姫路動物園で見られる動物たち

さて、ここからは姫路動物園内の動物たちをご紹介します。

と言っても約100種類の動物が展示されているため、一部の動物のご紹介となりますが･･･。本当に意外と数が多く、入園料210円で良いのかな？というくらい沢山の動物に出会えました。

まずは定番のゾウ。「姫子の家」と書かれた大きな小屋もあり、姫路動物園のシンボル的存在です。

目線の高さに柵は無く、しっかりと間近にゾウを見ることができます。

お次はキリン。

小屋の中に入ってしまっていてやや見えづらかったのですが･･･オスのコウスケの脚にはハートマークの柄があり、見ることが出来ればラッキーだそうです。

コウスケがこちらを向くと、みんな一斉にどこ？どこ？？と探し出し、地味に盛り上がります。

大型の動物はキリンやゾウだけではありません。

人だかりが出来ていたのはこちらのシロクマ。プラスチック製のバケツをなんとか水底に沈めてやろうと、ひたすらバケツと格闘していました。

勢いよく飛び掛かって沈めたり（すぐ浮いてきますけど）、柵に向かってぶん投げたりと、なかなかお茶目でパワフルなクマさんでした。

こちらの画像でお分かりいただけるかと思いますが、実は姫路動物園、かなり強固な柵を施している展示が多いです。

目で見て楽しむ分には良いのですが、写真には嫌でもかなり柵が映り込んでしまうので、撮影向きではありません。

小型の動物は、可愛い子たちばかりです。

レッサーパンダは暑いのか、溶けるようにゴロゴロしていました。

ペンギンたちは、いくつかの部屋に分かれた「ぺんぎんあぱーと」に住んでおり、全員に名前がついているようでした。

各部屋の住人（？）の情報が書かれた紙が柵に貼ってあり、何号室にいるのが誰か分かるようになっています。ひときわ平和なエリアでした。

珍しいな！と思ったのがこちらのキツネと、お隣の小屋に居たタヌキ。

普通の動物園ではあまり見かけないような気がしますが、とても可愛い顔でお昼寝していました。

やはり柵越しというのがやや残念ですが、展示されている動物はかなり幅広く、沢山の動物を観察することができます。すべてを紹介しきれませんが、その他にもライオンやカピバラ、オタリアなどが人気のようでした。

かわいい動物と触れ合える

姫路動物園で人気なのがこちらの「ふれあいひろば」。中では動物と自由にふれ合えるようになっています。

ふれあい時間は上記の2回のみとなっていますので、ご注意ください。

ふれあいひろばの中では、うさぎやモルモット、ヤギなどを触ることが出来ます。

子どもたちに一番人気があったのは、モルモットたち。

大きめの体の割に大人しいので、動物に慣れていない小さな子どもでも気軽にふれあえると思います。

ヤギは、広場の中に2匹いました。

うさぎやモルモットに比べるとやはり大きいので、小さな子どもたちには怖く見えるかもしれませんが、人懐こいので見かけたら構ってあげてください。なでると喜んでくれます。

アトラクションは個別チケット制。好きなものを選んで

姫路動物園には、観覧車やモノレール、ティーカップなど気軽に楽しめるアトラクションもあります。

中でも有名なのが、テレビでも紹介されたことのあるこちらの観覧車。観覧車の頂上付近では、姫路城が綺麗に見られるので人気があるようです。ゴンドラには屋根がなくスリル満点ですが、視界は良好です。

「でも、こんな小さい観覧車、1周なんてすぐ終わってしまうやん」と思われましたか？

なんと驚くべきことに、こちらの観覧車、1回の料金で2周楽しめるのです。お得･･･！

どの乗り物も個別のチケット制で、大体1つ200円前後と良心的な価格です。

動物園自体の入園料がとても安いので、こういったところも気兼ねなく楽しめるのはいいですね。

園内には広い芝生エリアもあり、木陰でゆっくり過ごすこともできます。ベンチなど座れるスペースも多いので、お弁当を食べる場所も十分にありました。

ただし、エアコンの効いた休憩所などはないため、暑さ・寒さ対策は万全でお出かけください。

姫路市立動物園周辺のおすすめ駐車場

姫路動物園まで車で行くのであれば、以下の「姫山駐車場」が距離的にも一番近く、おすすめです。

万が一混雑で停められない場合も、徒歩5分ほどでもうひとつ大きな駐車場がありますので、安心して車でのお出かけを楽しめそうです。

姫山駐車場

収容台数	260台
料金	3時間以内600円、3時間以上900円

大手門駐車場

収容台数	555台
料金	3時間以内600円、3時間以上900円

姫路城など周辺施設と合わせたお出かけプランがおすすめ

姫路動物園で過ごせる時間の目安は、おおよそ2時間。

休日をたっぷり楽しむためには、周辺の施設とあわせたお出かけプランを立てるのがおすすめです。

最後に、姫路動物園から徒歩圏内にあるお出かけスポットを2つご紹介しますので、ご参考にどうぞ！

姫路城

言わずと知れた世界遺産、姫路城。大人1,000円、高校生以下300円で入場できます。

ARを使用したアプリで楽しめる仕掛けなどもあり、小さな子どもたちでもゲーム感覚でお城を楽しむことができます。

本当に真っ白で綺麗なので、城内に入らずとも、ぜひ間近で見て頂きたいおすすめスポットです。

姫路市立美術館

姫路動物園と同じく、姫路城の敷地内にある姫路市立美術館。

イベントが開催されていることも多いので、楽しめるイベントがないか、お出かけ前にチェックしてみるといいですね。2019年の春ごろには、話題のチームラボの展示も行われていました。

姫路城付近にお越しの際は、姫路市立動物園で動物たちにほっこり癒されてみてはいかがでしょうか。併せて周辺施設も忘れずチェックしてみてください！

姫路市立動物園の施設情報

住所	兵庫県姫路市本町68 Google マップ
営業時間	9:00～17:00
休園日	12月29日～1月1日
料金	大人210円、小人（5才以上中学3年生まで）30円
最寄り駅	JR「姫路駅」、山陽電車「姫路駅」から北へ徒歩15分
駐車場	姫山駐車場 260台 / 3時間以内600円、3時間以上900円 大手門駐車場 555台 / 3時間以内600円、3時間以上900円
公式HP	https://www.city.himeji.lg.jp/dobutuen/

本記事の内容は作成時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。