子供が喜ぶ!無料で一日遊べる兵庫最大の公園「有馬富士公園」
豊かな自然を活かした兵庫県下最大の都市公園「有馬富士公園」。三田市にある、比較的新しい大規模な公園です。園内には、大規模な遊具エリアや、地域の生態を楽しく学ぶことができる自然学習センターなど様々な施設が揃っています。
入園料・駐車場ともに無料で、お得に一日中楽しめるおすすめスポットです。今回は大型遊具が沢山揃う「あそびの王国」をメインに、有馬富士公園の全容をご紹介します!
大型遊具が目白押し!あそびの王国
三田エリアは昔から雷が多いことで有名だそうで、「あそびの王国」にある遊具は三田に伝わる民話をモチーフに作られています。雷や鬼にちなんだ独特の遊具が多数あり、他の公園にはないユニークな遊び場となっています。
「カミナリの砦」エリア
あそびの王国入ってすぐ左手には、雲の上をイメージした「カミナリの砦」があります。まず目に飛び込んでくるのが、空気で膨らませたトランポリン遊具の「ふわふわぐも」。跳んだり跳ねたり、転がったり駆け回ったり、自由に遊べます。
カミナリさまと言えばやっぱりカミナリだいこ。大きな音が出る太鼓や鐘など、たくさんの楽器が置いてあります。どれだけ大きな音を出しても怒られることはありませんので、子どもたちも存分に音あそびを楽しむことができます。
「鬼ヶ富士」エリア
遊具エリアの中心地にそびえる「鬼ヶ富士」。メインはこの急な傾斜のすべり台ですが、他にも土管の中に入ってかくれんぼをしたり、岩肌を上ってみたり、いろんな楽しみ方があります。
鬼ヶ富士の大きな滑り台はかなり急で、コンクリート製なので非常に滑りが良いです。すべり台中腹ではふわっと体が浮いてしまうほどスピードが出るのですが、それがやみつきになるのか子供たちは何度も滑っていました。
ただし、身長100cm未満の子どもならびに5歳以下の子どもは使用することができませんのでご注意ください。ルールを守って楽しく遊びましょう!
小さなお子さんは、別のすべり台もあるのでこちらで遊ぶとよいかと思います。カミナリ鬼の頭のてっぺんに登ったり、ツノの中に入ることもできるので色々な遊び方ができる大型遊具です。
「鬼の食卓」エリア
「鬼の食卓」エリアには、カミナリ鬼用の巨大な食器やおかずが並んでいます。大きな食器や食材を見ていると、まるで自分が小人になった気分になれそうです。
お椀の中をのよじぼったり、お箸を平均台のようにして遊んだり・・・。ひっくり返ったお茶碗ではクライミングができますし、お餅やお魚は「ふわふわぐも」のように柔らかい素材なので、こちらでも子供たちが飛び跳ねていました。
大きな七輪の中は、ネット遊具になっています。有馬富士公園の遊具に共通していることですが、入口が小さく外からは中が見えづらい構造になっているので、かくれんぼで遊ぶとなかなか楽しそうです。
みんなの村
「みんなの村」エリアには、子供にとっては十分なサイズの迷路があります。中には滑り台やトンネル、鏡など様々な仕掛けもあり、大人でも小柄な方でしたら迷ってしまうほどです。
子供の目線だと完全に壁の向こう側が見えないので、出口を求めてあちこちさまよっていました。ちなみに筆者はさまよっている途中にトンネルで頭を強打しましたので、大人の方は十分頭上にはご注意ください・・・
近くに水道がある砂場もあります。子どもたちが大好きなどろんこ遊びもOKだそうですので、存分に遊ばせてあげることができますね。付き添いの大人用に屋根の付いたベンチもあるのがありがたいです。
その他
あたり一面に緑の景色が広がっている広場では、簡易テントやレジャーシートを設置することもできます。有馬富士公園はとても広く、1日過ごすことも十分可能なボリュームなのでお弁当を持ってお出かけするのもよいかもしれません。
あそびの王国内には、多目的トイレを備えるトイレもあります。おむつ替えの台や子ども用のトイレもあるので、小さなお子さん連れでも大丈夫ですね。
近くには自販機も多数あり、飲み物の調達にも便利です。また休日にはからあげやポテト、暑い時期はかき氷などの屋台が出ていることもあります。少し離れますが、パークセンター内にもアイスの自動販売機などがありますので、ちょっとした飲食には困らないかと思います。
キッピー山のラボ(自然学習センター)で学ぶ&体験する
パークセンター(管理事務所)の隣には、三田市有馬富士自然学習センター、通称「キッピー山のラボ」があります。ここでは生き物の展示や木工教室などのイベントが開催されており、小さな体験型の博物館のようになっています。近くにある「人と自然の博物館」とも連携しているようで、展示の内容はとても充実しています。
展示室には子ども専用のすべり台があり、楽しく隣の部屋へ移動できる仕組みがあったり、川魚が多数住む大きな水槽や地中をくぐり抜ける子供用のトンネルなどもあります。
また、月ごとに展示に関するクイズラリーが開催されており、全てのクイズに正解するとスタンプが貰える仕組みです。スタンプは1つの展示につき1回(つまり月に1回)しか貰えませんが、沢山集めるとプレゼントが貰えるようですので、繰り返し遊びに行く楽しみがありますね。
この日は木工室で糸鋸教室が開催されており、恐竜・ウサギ・眼鏡かけなどを作っていました。木工教室は毎月第4日曜に開催しているそうですが、定員がありますのでご希望の場合は公式のイベント情報をご確認ください。
展示室の横にはベンチやテーブルがあり、ワークショップなどが行われていない時は、お弁当を食べてもよいそうです。空調も効いていますので休憩にもちょうどいいですね!
その他の自然エリアで外遊びを満喫
パークセンターから水辺の生態園方面に向かって15分ほど歩くと、ターザンロープの広場があります。少し離れたところにあるせいか、あまり人がいませんので運が良ければ貸し切りでターザンロープが楽しめるかもしれません。
ただし、ターザンロープの他に遊具は無いので、水辺の生態園や福島大池方面に向かうついでに寄ってみるくらいがちょうどいいと思います。
福島大池の近くには、水田の跡地をビオトープにした「水辺の生態園」があります。小さな魚やカエルなどが住んでおり、自然に暮らす生き物たちを観察することができます。
福島大池の周辺は、ハイキングにもおすすめです。池の周囲は1.8kmほどで、ぐるっと歩いて30分くらい。休憩するポイントも沢山ありますので、自然を眺めたり生き物を観察したりしながら親子でお散歩してみてはいかがでしょうか。
パークセンターのすぐ北側にあるロックガーデンのエリアでは、夏場は水遊びが出来ます。ほんの足が浸かるくらいの深さなので、小さいお子さんにおすすめです。ただし、ペットを入れることは禁止されていますのでご注意ください。
各エリアの位置関係
おわりに公園内の位置関係について少しご紹介します。有馬富士公園はとても広いので、駐車場もいくつかに分かれています。もし、あそびの王国をメインで遊びたい場合は第3駐車場が最寄になりますので、第3駐車場をご利用ください。
パークセンターやキッピ―山のラボ、福島大池方面でも遊びたい場合は、パークセンター前の第1駐車場がおすすめです。
有馬富士公園では、あそびの王国以外にも自然を活かした生態園の散策や、自然学習センターの見学・ワークショップなど様々な楽しみ方があります。入園料も駐車場代もかかりませんので、ぜひお気軽に足を運んでみてください!
また、定期的にイベントが開催されていますので、公式HPや当サイトのイベントページも併せてご確認ください。
有馬富士公園の施設情報
住所 | 兵庫県三田市福島1091-2 Google マップ |
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電話番号 | 079-562-3040 |
営業時間 | 9時~17時(夏休み期間18時まで) |
定休日 | 12月29日~1月3日 自然学習センター:毎週月曜日(祝日の場合は翌日休み)、12月28日~1月4日 |
料金 | 無料 |
最寄り駅 | JR「新三田駅」から徒歩約30分 JR「新三田」駅からバスで約5分(神姫バス20番系統の路線バス) |
駐車場 | 合計約800台 / 無料 ※「第3駐車場」が「あそびの王国」に一番近いです。 |
公式HP | http://www.hyogo-park.or.jp/arimafuji/ |
本記事の内容は作成時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。