水の不思議を楽しく学べる「神戸市水の科学博物館」
神戸市水の科学博物館は、楽しみながら水の科学や水の重要性について学ぶことができる、全国的にも珍しい「水」の博物館です。
オープンは1990年ですが、2017年に全面リニューアルされており、展示や実験装置も新しいものが多くあります。神戸市では、校外学習などでも定番の博物館です。
エントランスゾーン
正面入り口を入ってすぐのエントランスでは、イメージキャラクターの一滴ちゃんがお出迎え。ベビーカーや車いすは、エントランスゾーン左手の受付カウンターで貸し出して貰えます。
ウォーターサイエンスゾーン
エントランスの右手には水の科学実験室があり、1日4回実験が行われています。1回あたりの実験時間は20分。日によって時間が異なりますので、お出かけ前に公式HPで確認しておくことをおすすめします。
水の不思議な性質を学べる展示物は、子どもにも大人気です。ハンドルを回したり、ボタンを押したりすると、水の不思議な性質を再現することができます。
お絵かき水そうはタッチパネルとなっており、好きな色や形を選んで、自分のオリジナルの魚を泳がせることができます。直感的に操作できるので、小さなお子さんでも楽しめます。
体重計のようなものに乗ると、自分の体内の水分量が測れる機械もあります。ぶくぶくと湧き出てくる水に、「えー!体の中にこんなに水があるの!?」と驚く子どもたちの姿が印象的でした。
様々な展示から、水の性質や重要性を楽しく学ぶことができます。
ウォーターカルチャーゾーン
1階が「体験」のコンテンツ中心だったのに比べて、2階は「学び」の展示等が多くあります。展示の内容は少し難しいので、小学校高学年くらいだと理解しやすいかと思います。小さい子が飽きてしまった場合は、キッズスペースで遊ばせることも出来るので安心です。
水耕栽培やアクアリウムといった生き物の展示から、水の大切さを身近に感じることができます。
また、水に関する本が沢山揃ったライブラリもあります。机や椅子もあるので、夏休みの自由研究などでご利用されるのも良いかもしれません。
水道資料館ゾーン
2階の中でひときわ目立つのがこちらのパネル。大容量送水管の中にいるような写真を撮ることができます。画像では伝わりづらいかもしれませんが、こんなに大きな送水管があるの?と、ちょっと驚くようなサイズ感です。
浄水処理のシアターも、かわいいキャラクターが動くので、思わず見入ってしまいます。意外と大人でも知らないことが多く学べるので、子どもと一緒にじっくり見て回ると、新しい発見もあり楽しいと思います。
その他
博物館の外には、大きな広場があります。遊具などはありませんが、お弁当を持って行って広げて食べることも可能です。
また、水の科学博物館はこうべ花の名所に選定されており、春は桜がとても綺麗です。お花見シーズンは団体でいらっしゃる方も多く、たくさんの人で賑わっています。
アクセスなど
無料駐車場がありますが、停められる台数が限られています(土日祝のみ7台)ので、市バスもしくは地下鉄でのアクセスがおすすめです。
三ノ宮からバスで行く場合は、SOGO前の神戸市バス7系統をご利用ください。10分ほどバスに乗り、「楠谷町」で下車すると、すぐ目の前が博物館です。
さいごに
それほど大きな施設ではないため、水の科学博物館での所要時間は1時間~2時間ほどです。きちんと展示の内容を理解するのであれば小学生以上のお子さんにおすすめですが、楽しい展示や実験もあるので、小さなお子さんでも退屈することは無いと思います。
外に広場があるので、お天気のいい日にピクニックがてらお弁当を持っておでかけするのも良いのではないでしょうか。また、イベント開催時は入館が無料になるなど、週末でもリーズナブルに楽しめるので、公式HPや当サイトのイベントページで、イベント情報も併せてご確認ください。
神戸市水の科学博物館の施設情報
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区楠谷町37-1 Google マップ |
---|---|
電話番号 | 078-351-4488 |
営業時間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
定休日 | 月曜日(ただし休日の場合はその翌日) 年末年始(12月28日~1月4日まで) |
料金 | 大人:200円、6歳以上~18歳未満:100円 |
最寄り駅 | JR三ノ宮または神戸から神戸市バス7系統 「楠谷町」で下車 市営地下鉄県庁前駅または大倉山駅から徒歩15分 |
駐車場 | 土曜、日曜、祝日のみ7台(うち、1台は軽自動車用) |
公式HP | http://www.kobe-mizuhaku.net/ |
本記事の内容は作成時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。