遊具あり広場ありの大規模植物園「神戸市立森林植物園」で森林浴
神戸市北区にある「神戸市立森林植物園」。神戸市の子どもたちは、幼稚園や小学校の遠足などで訪れることも多いようです。
広大な園内は、まるで森の中。たくさんの「木」を観察することができる、珍しい植物園です。
現在、紅葉ライトアップのため夜間の開園時間が延長中。こちらもあわせてご覧ください。
植物園に遊具?ぼうけんの丘・ちびっこ広場
まず、駐車場からほど近い位置に、大きな芝生広場と子供向けの遊具があります。植物園に遊具というのは少し驚きですが、たっぷりと遊べるスペースになっています。
芝生広場はレジャーシートや小型のテントも十分に広げることができます。
子どもに人気のターザンロープはなんと2基あります。
ただし乗る位置がやや高いため、小さなお子さんはお父さん・お母さんがサポートしてあげた方がよいかもしれません。
他にもぐるっと円を描いた珍しい形のネット遊具もありました。
こちらの砦遊具は、現在(2019年4月撮影)老朽化のため利用できませんでした。使用の可否については公式HPをご確認ください。
【2019年11月追記】こちらの砦遊具は撤去されたようです。子どもたちが好きそうな大型の遊具でしたので、いつか復活するといいなと思います。
上記の大型遊具のエリアから少し離れると、子供向けの「ちびっこ広場」があります。こちらは少し年齢が低い子向けで、すべり台など小さめの遊具が置いてあります。
遊具には子どもたちの手描きのイラストが施されていて可愛らしい雰囲気です。
これが「森林」植物園!約1200種類の木が植栽展示
ここ神戸市立森林植物園には、約1200種類の木が植栽展示してあります。
一般的な植物園というと温室などで沢山の草花が展示してあるようなイメージですが、森林植物園は森の中を散策するような楽しみ方ができます。
こういった木々に囲まれた道を沢山歩きますので、歩きやすい靴と温度調整可能な服装でお出かけください。
園内では珍しい鳥にも出会えます。
綺麗な鳴き声がしたら、ぜひ目を凝らしてその姿を探してみて下さい。
園内中央あたりには「長谷池」という池があります。初夏には睡蓮、秋には楓などの紅葉が見られるそうです。
カエルが住んでいるようで、この時はにぎやかな声が聞こえていました。
長谷池のほとりにはカフェがあり、飲み物やソフトクリームを販売しています(土日祝のみ営業)。
ベンチもあるので、長谷池を眺めながらゆっくり休憩することができます。
このパーチさんではソフトクリームに+100円であずきのトッピングができますので、お好きな方はぜひお試しください。かなり美味しいです。
植物に関するクイズが楽しめるクイズラリーも開催しています。クイズの用紙は正門入口を入ってすぐの展示館に置いてありますので、取り忘れにご注意ください。
クイズラリーのコースですが、長谷池の周辺まで(往復1kmちょっと)で終わるようになっていますので、小さなお子さんでも気軽に参加することができます。
クイズに正解すると、素敵なプレゼントも貰えるようです。
森林植物園ウォークスルー動画
森林植物園の中を歩いてみた様子を、動画でもご紹介しています。こちらも併せてお楽しみください。(音が出ますのでご注意ください)
うさぎ・カモシカなどのかわいい動物も
少し奥まったところになりますが、「うさぎのくに」や「カモシカ園」といったスポットがあり、可愛い動物たちにも出会うことができます。
ちなみにこの赤い「14」という看板ですが、「いまどこNo」という目印の看板で、園内に40箇所ほど立っているのでマップと照らし合わせながら進むのがおすすめです。
うさぎのくにはかなり大規模なうさぎ小屋となっており、100羽以上のアナウサギが暮らしているそうです。
「くに」というだけあり、飼われているうさぎというよりは、のびのびとうさぎたちが住んでいるような場所でした。
肌寒い日でしたので、うさぎたちも固まって過ごしていました。柵越しではありますが、とても可愛い姿が見られるのでおすすめのスポットです。
「カモシカ園」では、天然記念物のニホンカモシカが見られます。
2018年の台風で壊れてしまった部分も無事修繕が終わり、かなり近くで観察することができるようになっていました。
他にも、小さな池にはおたまじゃくしが住んでいたり、木の根元でトカゲが日向ぼっこをしていたりと、様々な生き物に出会えました。
都会の生活ではなかなかお目にかかることができない生き物たちを探して、楽しむことが出来ます。
おすすめのコース&ランチの出来るカフェ情報
園内は142ヘクタールとかなり広く、1日で全部を見て回るのはなかなか難しいです。
予め3つのおすすめコースが用意されていますので、それに従って散策してみるのがおすすめです。
幼児向けだとAコース(1.5km)、動物達も全て見て回りたいならBコース(2.9km)がちょうどよいと思います。
ところどころに脇道の案内看板がありますが、中には険しい山道となっている箇所もありますので注意が必要です。
できれば前で紹介した「いまどこNo」を辿って、大きな道を歩くことをおすすめします。
展示館横のカフェでは、ドリンクのほかにもカレーやパスタなど、お食事メニューも扱っています。
こちらのカフェは植物園の開園日なら開いていますので、のんびり森を眺めつつランチというのも良いかもしれません。
お得な割引情報
神戸市立森林植物園の入園料はかなりリーズナブルですが、さらに割引でお得に楽しむことも可能です。
通常料金
大人:300円、小人:150円(のびのびパスポート持参で小中学生は無料)
代表的な割引
以下の会員証やカードなどを提示すると、入園料が割引きになります!
ただし、割引は1人にしか適用されませんので、ご注意ください。(1枚のカードで2人以上割引することはできません)
・JAF 1割引
・コープこうべ 1割引
・モンベルクラブ 1割引
・イオン 1割引
・KOBE PiTaPa 1割引
・神戸観光アプリ 1割引
料金や割引情報について、詳しくは公式HPをご確認ください。
神戸市立森林植物園の施設情報
住所 | 神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2 Google マップ |
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電話番号 | 078-591-0253 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日) |
料金 | 15歳以上:300円、小・中学生:150円 のびパス対応 |
最寄り駅 | 北鈴蘭台駅より無料送迎バスで10分、または三宮駅より神戸市バス25系統で40分(片道550円)。詳細は公式HPをご確認ください。 |
駐車場 | 700台 / 1日500円 |
公式HP | https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/ |
本記事の内容は作成時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。